管理栄養士ママが教える試合当日の朝ごはん

栄養

〜小学生アスリートの1日を支える“エネルギーの仕込み方”〜


🌞はじめに:試合の朝、何を食べさせたらいいの?

「試合の朝はバタバタして、結局パンと牛乳だけ…」
「食べすぎるとお腹が重いし、食べないと動けないし…」

スポーツを頑張るお子さんを持つ親御さんなら、
一度はこんな悩みを感じたことがあるのではないでしょうか。

実は、試合前の朝ごはんには**“コンディションを整える”大事な役割**があります。
ポイントは「消化がよくて、エネルギーがしっかりとれること」。

朝ごはんの内容次第で、
試合中の集中力やパフォーマンスに大きな差が出るんです。


🍙① 試合前の朝ごはんの目的は「エネルギーの貯金」

体の中のエネルギーは、夜のあいだに少しずつ使われています。
朝ごはんで炭水化物(糖質)をしっかりとることで、
“走るためのガソリン”を満タンにできます。

食べないまま試合に出ると、
エネルギー切れで集中力が落ちたり、けがをしやすくなることも。

ポイントは、「食べる量」より「内容とタイミング」。
実は、試合当日の朝にバランスの良い食事は不向き

肉や卵の脂肪分や、野菜の食物繊維は、消化に時間がかかったり、お腹が張ったりする原因となるため、万全のコンディションで臨めない場合があります。

スタートの2〜3時間前に、消化のよいものをとりましょう。


🍞② 理想の朝ごはんの例

🕗 試合の2〜3時間前には食べる

試合当日の朝は炭水化物がたっぷりとれる献立にして、試合に向けたエネルギーを蓄えましょう。
消化の良いものを3~4時間前。最低でも2~3時間前にはとるようにしましょう。

例)

  • おにぎり
  • うどん
  • かぼちゃの煮物
  • 果物(オレンジジュースでも〇)

パンだけ、お米だけだと、たくさん食べるのが大変なので、麺類もオススメ。
その中でも特にうどんは低脂肪。肉うどんにすると、豚肉は炭水化物をスムーズにエネルギーに変えるビタミンB1を多く含んでいるので、なおGOOD。
お子さまに合わせた、食べやすいものにしてください。


🕘 試合開始の直前(1時間前)にお腹が空いたら

  • 小さめおにぎり(80gほどがベスト。コンビニサイズで約100g)
  • バナナ
  • 小さなカステラやようかん
  • スポーツドリンク
  • エネルギーゼリー

👉「軽く、すぐ消化できるもの」でエネルギーをちょい足し。
  牛乳や脂っこいおかずは避けると◎です。


🥛③ NGになりやすい食べ方の例

  • 食べる時間が遅く、試合直前に満腹
  • 揚げ物・クリーム系など脂っこいもの
  • 甘すぎるジュースやお菓子だけ

これらは消化に時間がかかり、試合中にお腹が痛くなったり、
動きが重く感じる原因になることも。

「軽め+バランス+タイミング」
この3つを意識しておくだけで十分です。


🍽④ 我が家の“試合日の朝ルーティン”例

🕕 起床 → 白湯や水で胃を目覚めさせる
🕖 朝食 → おにぎり3つ・味噌汁・果物
🕗 準備・出発
🕘 試合1時間前 → バナナや補食を少し

朝は時間との勝負なので、
「おにぎりを前夜に作っておく」「果物をカットしておく」など、
“すぐ出せる準備”があると親もラクです。


🧡⑤ まとめ:おいしく食べて、ベストパフォーマンスを!

試合前の朝ごはんは、
「頑張ってね!」という気持ちを伝える時間でもあります。

栄養のためだけでなく、
お子さんが安心して試合に臨めるように整える“心の準備”でもあるんです。

完璧な食事でなくても大丈夫。
おにぎりとバナナだけでも、「体のエネルギーと心の応援」は十分届きます🍌

今日の朝ごはんが、
お子さんの“ベストプレー”につながりますように。


🪄次回予告

次の記事では、**「練習後30分の回復ごはん」**についてご紹介します。
疲労を残さず、翌日も元気に動ける食べ方のコツをお届けします。

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